痛みの正体

昨日は久しぶりにロードバイクで山登りをしっかりとやりました。はぁはぁいった後に食すラーメンは格別です。こんにちは!宮脇です。

今回はよくクライアントにお話しさせていただく基本のお話をシェアさせていただきます。みなさまは痛みの正体ってご存じでしょうか?

考えたこともないわ!って方が多いのではないでしょうか?答えは『脳の出力(アウトプット)』です。

これを詳細に書いていくと無茶苦茶長くなるので、要点だけを伝えてみたいと思います。脳には痛みを感じる部位はありません。痛みは脳のアウトプットですが、脳は勝手にアウトプットすることはしません。入力情報(インプット)があってそれに対応してアウトプットしているに過ぎません。例えば椎間板が飛び出していてそれが神経にあたって痛いとか、肉離れしているから痛いとか、膝の軟骨がすり減っているから痛いとかは実は確実ではありません。組織のダメージと痛みはイコールとは限らない。もちろんそれが痛みの原因の1つとなっているパターンもありますが、MRIをとって明らかに椎間板が飛び出しているに腰痛のかけらもなく元気一杯という方も普通にいます。不思議に思われませんか?

じゃぁなんで痛いのよ?ですが、繰り返しになりますが、インプット情報に痛みを出す必要なことがあるからです。ではインプット情報はどんなのがあるのか?

たくさんの要素があります。一部だけ書き出しますと、体のバランス、栄養状態、ストレス(心の問題)、体の使い方、睡眠時間と質、適切な運動、目の使い方、疲労蓄積などなど多岐にわたります。脳に入ってくる大量のインプット情報を統合して、結果的に『生きていくのにこの状態は問題がありますよ』と脳が判断した場合、アウトプットの1つとして痛みを出します。

ということはインプット情報を全体的に見直ししないとアウトプットである痛みは止まらないということです。当院では共にインプットの見直しと改善サポートを行っていますのでピンときた方はお気軽にお問い合わせください。