昨日の日曜日、どうしても鰻が食べたくてロードバイクで川西まで食べに行きました!もう最高でしたよ♪こんにちは!ゆう整骨院の宮脇です。
今日は、最近のご新規さんで3度目の施術時での印象的だったことをシェアさせていただきます。
このクライアントさんは慢性的な肩こりがお悩みでそれを改善に来られています。当院の評価としては身体の各関節可動域(関節の柔らかさ)の改善がみられたことを確認し、全体の巡りが改善する状態になっていたので、「睡眠で回復する状態を作れていますよ」とご新規さんに伝えたところ「ん~」って感じで価値が伝わっていない様子でした。価値や現象をつたえるのは難しいですね。伝わらないというのは伝え手が未熟だからです。今後ももっと伝わるように精進します。
これは凄く大切なことですので、少し説明しますと私たちは、お身体の悩みの多くが全身の巡り(血流循環)で解決すると考えています。なぜならば人は60%以上が水分だからです。そのためには身体は柔らかい状態の方が都合がよいのです。だから関節の動きでそれを評価する。痛みを基準にすることはあまりありません。
もし施術提供側がクライアントさんの同じ痛みの基準(目線)でみると本筋がみえなくなります。クライアントさんは肩こりの度合いで判断されます。わかります。体感しやすいので。ただそこを基準にすると痛みやコリをただ単に追っかけてしまい(施術が単調になる)結局変わりません。これは良く施術時にたとえ話でさせていただくのですが、透明の螺旋階段があるとして、そこを上っている人を真上目線からみた場合はどのようにみえますか?と質問をします。答えは『同じ場所をぐるぐる回っているようにみえる』で、堂々巡りをしている感じということですね。要は肩こりが改善していないと感じてしまうということです。しかし、この螺旋階段を真横から見た場合はどうでしょうか?階段を上がっているように見えます。肩こり改善のための階段を1つずつ上っていると感じる。肩こりが改善できていると考えることができるようになります。同じ階段の上り方をしていても見方で全然受ける印象が変わります。後者の人の気持ちの方が、肩こりが改善していくように思えませんか?
当院ではなるべくこの目線をクライアントにも真横から目線に変えてもらえるようにアドバイスさせていただいております。いままでの常識をいったん横に置いておく。そうすると今まで改善が困難だったものが変わるかもしれません。