局所をさわってはけない理由

夏休みをいただき、その間台風もあったのですが、2日間ほどは趣味のロードバイクにのることができて癒されていました♪こんにちは!宮脇です。

本日のブログは、局所をさわってはいけない理由についてシェアしたいと思います。タイトルにあります局所という表現は身体の痛い箇所と言い換えてもOKです。例えば右膝の前が痛ければ右膝の前の箇所が局所ということになります。痛いところに湿布を貼る、痛いところに電気をかける、痛いところを揉んだり押したりする…どれもが局所への施術ということになります。

今あなたがサポートを受けているところでこのようなことはなかったですか?それで改善していれば全く問題はございません。もし結果が思わしくなければ一度フラットにして考えてみましょう。状況によっては局所への施術が効果的であることもあります。ただし、状況によるというのが肝となります。

当院では局所を優先的に施術するのは急性症状のみです。足首捻挫しました!足首の調整、電気を当てましょう!ぎっくり腰が発生しました!腰の関節をまずは調整しましょう!という具合です。これ以外の慢性症状にはまず局所の施術を優先することはありません。それはその局所の状態をその方のお身体が必要だと判断してそのようになっているからです。例えば首の骨のズレが生じているとして、それは必要だから歪んでいるということであり、あなたの身体にとって一番ベターという判断を身体がしているということなんです。その身体が良かれと思って変化している首のゆがみにだけアプローチしてしまうとどうなるでしょうか?なんとなくよくない気がしませんか?体は迷走しますよね?良かれと思って歪んでいるのに…

局所への施術は良くてその時はよいけど翌日には元に戻っている。ひどいと余計に痛みが増すといった反応が出る可能性があります。ですので、なぜ首のゆがみが必要になったのか?の原因に対して先に施術することが大切なのです。それが身体全体のバランスであることが多いということ。全体のバランスを調整した結果、身体が首のゆがみを作ることに必要性がなくなれば自然にゆがみは改善していきます。この施術の方が身体に無理のないように思えてくださると本当に嬉しいです。全体のバランスを整えてもまだ局所の問題が残っているときに初めて局所の施術をしてあげることで自然な回復がでるのではないでしょうか。今日も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!